「頑張ればなんとかなる」と思っていませんか?少し体調が悪くても出社する、多少辛くても我慢する、迷惑をかけたくないから頑張る、こうした姿勢は、真面目で責任感がある証拠です。
実際、私自身も会社員時代はそうでした。
でも、看護師として医療現場に立つようになってから、「頑張ればなんとかなる」という考えが、体を追い込んでしまう場面を何度も見てきました。
この記事では、なぜ「頑張ればなんとかなる」が危険になり得るのかを、看護師視点からお伝えします。
●「頑張ればなんとかなる」が危険な理由
①体の不調を”感じないようにする癖”がつく
頑張る人ほど、だるさ、痛み、疲れを「気のせい」「まだいける」で処理しがちです。
これは我慢強さではなく、体のSOSを無視する習慣になっている状態。不調は消えているのではなく、気づかないようにしているだけのこともあります。
②限界が来るまで止まれなくなる
「頑張れば乗り切れる」を繰り返していると、
・休むタイミングがわからない
・ブレーキのかけ方を忘れる
・倒れるまで働いてしまう
という状態になりやすくなります。
看護師として見るのは「ある日突然、動けなくなった人」です。
本人は直前まで「いつも通り頑張っていただけ」なのです。
③周囲も異変に気付きにくい
仕事はできている、表情も普通、弱音を吐かない、そのため、周りは「大丈夫な人」だと思ってしまいます。
助けが必要な人ほど、助けを求めるサインが見えにくくなります。
④不調が”性格や気持ちの問題”にすり替わる
本来は体の問題なのに、私が弱いだけ、気合が足りてない、甘えている気がすると、自分を責める方向に進んでしまうことがあります。
これはとてもつらい状態です。
⑤相談や受診のタイミングを逃す
病院に行くほどではない、まだ我慢できる、もう少し様子を見よう、そうしているうちに、回復に時間がかかる状態になってしまうこともあります。
⑥頑張っても改善しないと、一気に折れやすい
「頑張ればなんとかなる」を信じてきた人ほど、頑張っても良くならない、努力が報われない、と感じるとき、無力感が一気に押し寄せることがあります。
⑦頑張りが”当たり前”になってしまう
休む=悪
無理する=普通
限界までやる=正解
こうした価値観が固定されると、自分にも他人にも厳しくなってしまいます。
●看護師として伝えたい現実
医療現場では、「もっと早く休めていれば、ここまで悪化しなかったかもしれない」と思うことが少なくありません。
頑張ったこと自体は、決して悪くありません。
ただ、頑張り続ける以外の選択肢がない状態が危険なのです。
●頑張りすぎる人に必要なのは「気づく力」
多くの人は
・無理している自覚がない
・思考のクセに気づいていない
・自分の状態を言語化できない
この状態のまま頑張り続けてしまいます。
そこで役に立つのが、”認知行動療法(CBT)”という考え方です。
認知行動療法とは、
「思考のクセ」と「感情・体調」の関係に気づき、整える方法。
最近は、これを日常で使えるアプリもあります。
●考えすぎ思考を整える
方法:Awarefyという選択
私が「無理を続けてしまう人」に合っていると感じたのが、認知行動療法に基づいたAIアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」です。
このアプリは
・気分・体調の記録
・思考パターンの可視化
・AIによるやさしい問いかけ
・認知行動療法ベースのセルフケア
を通して、自分の状態に気付く力を育ててくれます。
頑張りすぎる人ほど、自分の不調を後回しにする、辛さを言語化できない、「まだ大丈夫」で止まれない傾向があります。
Awarefyは、そうした人が「無理している自分」に気づくきっかけをくれるツールです。
(※医療行為ではありませんが、セルフケアとして非常に有効です。)
★無料で試せるので、「最近ちょっとしんどいかも」と感じている方は一度チェックしてみてください。
●「頑張らない」ではなく「無理しない」
大切なのは、頑張らないことではなく、体と心の声を無視しないことです。疲れている、辛い、いつもと違う、そう感じた時点で、立ち止まる理由は十分にあります。
●頑張れる人ほど、自分を守ってほしい
「頑張ればなんとかなる」と思えるのは、それだけ真面目に生きてきた証拠です。でも、無理は蓄積する、我慢には限界がある、早く気付くほど回復が早いということも知っておいてほしいと思います。
このブログでは、頑張りすぎてしまう人が、少し早く立ち止まれる視点を届けていきます♡



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